外壁塗装のよくある失敗例と対処法を解説
外壁塗装の工事には基本的に100万円前後の高額な費用がかかるといわれています。しかし施工業者による工事の失敗・行き違いなどが発生し、施主と施工業者の間でトラブルになるケースも多く発生しています。
そこで今回は、外壁塗装工事を行う際に発生しやすい失敗例や、失敗を防ぐために注意すべきポイントについて紹介します。これから外壁塗装を行おうと思っている方や、外壁塗装に関する知識を知りたいという方はぜひ参考にして下さい。
目次
- 1 外壁塗装工事で起こる失敗例
- 2 失敗例1:劣化が進行しており工事費用が予想より高額になってしまった
- 3 失敗例2:悪徳業者にだまされ工事費用が高額になってしまった
- 4 失敗例3:期待していた仕上がりにならなかった
- 5 失敗例4:塗装にムラが発生してしまった
- 6 失敗例5:塗料がはみ出していた
- 7 失敗例6:施工直後に塗装のふくれや剥がれが起きた
- 8 失敗例7:耐用年数よりかなり早く塗装が剥がれてしまった
- 9 失敗例8:シーリングの打ち替えをしていなかった
- 10 失敗例9:自分でDIYによる塗装を行なった
- 11 失敗例10:追加工事をしてしまった
- 12 失敗例11:近隣住民とトラブルになってしまった
- 13 外壁塗装で失敗したかもしれない時の対処法
- 14 失敗しない業者選びの方法7つ
- 15 まとめ
外壁塗装工事で起こる失敗例
外壁塗装工事では、「工事費用が予想より高額になった」「想定よりも家が劣化していた」「悪徳業者に騙された」「想像していた色合いと異なってしまった」など、様々な失敗がよく発生します。
次の章では代表的な11の失敗例を挙げ、どのような状況で発生してしまうかや失敗を避けるための対策を紹介します。
失敗例1:劣化が進行しており工事費用が予想より高額になってしまった
当初想定していた金額よりも施工費用が高額になってしまうというトラブルは、外壁塗装工事で一番発生しやすいトラブルといわれています。
本来であれば、シリコン系塗料を使った外壁塗装の施工費用の相場価格は30坪の建物の場合で70万〜90万円前後とされていますが、家の劣化が想定よりも進行している場合、事前に想定していた金額よりも工事費用が高額になってしまう可能性があります。
原因と対策:定期的に点検・メンテナンスを行う
住宅そのものが平均よりもはるかに劣化している時は、施工金額が高額になってしまう傾向にあります。
そもそも住宅は10年から15年に1度のペースで定期的なメンテナンスや修繕工事を行う必要がありますが、何もせず放置してしまうとどんどん劣化が進行してしまい、その分補修金額も高額になってしまうため注意が必要です。
また施工を進めていくにあたり施工途中に想定外の劣化や破損などを見つけてしまった場合も、追加で費用がかかる可能性があります。
そのため、定期的にメンテナンスを行い建物の破損や劣化を未然に防ぐことが重要です。定期的なメンテナンスを行っておけば、外壁塗装工事の際に塗装工事のみで工事を終了することができるケースが多いようです。
失敗例2:悪徳業者にだまされ工事費用が高額になってしまった
悪徳業者の特徴として挙げられるのは、見積書の内容に「諸経費」「雑費」など大雑把に表記を行うことで内訳が不明の項目を作り、明確に何にどれだけの料金が発生しているのかを記載してないという点です。
このような業者に依頼を行った場合、事前に提出された見積金額とは別に後から追加料金を請求されるケースもありますので注意しましょう。
また知らぬ間に中間マージンが発生しているケースや、オリジナルの塗料を高額で後から売りつけてくる業者もいるので注意が必要です。
詳しくは以下の記事を参考にして下さい。
原因と対策:事前に依頼する業者の情報を調べておく
悪徳業者に騙されることのないようにするには、まずは見積もり書の内訳をしっかりと確認することが大切です。
また訪問営業で言われるがままその場で契約を結ぶことは絶対に避けてください。
悪徳業者に騙されないようにするためには、実際に検討をしている業者で施工を行った経験がある方の口コミを調べると良いでしょう。
また見積もりの見方も事前に把握しておくことで、どのような業者が悪徳でどのような業者が優良であるかを判断することができますのでおすすめです。
見積もり書の正しい見方などは、以下の記事を参考にして下さい。
また、悪徳業者を判断するためにどのようなポイントに注目すれば良いのかを把握しておくことも大切です。
悪徳業者の特徴については、以下の記事を参考にして下さい。
失敗例3:期待していた仕上がりにならなかった
当初想定していた通りの仕上がりにならなかったというケースも、よくある外壁塗装工事でのトラブルのひとつです。
この章では原因やその対策方法を紹介します。
原因と対策:色を決めるためのシミュレーションをしっかり行う
仕上がりのイメージが想定と違ったというトラブルが発生しないように、事前の色選びは慎重に行うようにしましょう。
カラーシュミレーションは必ずしもその通りの色になると確約するものではありませんが、おおよそのイメージを想像するために必ず行ったほうが良いといえるでしょう。
カラーシュミレーションを行う際は、必ず大きな色見本を使い、実際に壁に付けて相性や発色の確認などを行っておくことも大切です。 また朝方や昼間、夜など太陽光の当たり方によっても色合いは変化しますので、 それぞれの想定パターンを確認しておくこともオススメします。
ブルーやイエローなど鮮やかな色にする時は、周囲の建物との調和やバランスが取れているかどうかという点にも配慮することが大切です。
失敗例4:塗装にムラが発生してしまった
塗装を行った場所にムラが発生するトラブルも、外壁塗装工事の失敗例のひとつです。
原因と対策:施工不良の場合はやり直しを依頼する
外壁塗装のムラの発生の原因は施工不良が一番の原因とされています。
またもう一つの理由として、気象条件が塗装工事に適さなかったのにも関わらず塗装を行なった可能性があります。
塗装のムラの原因が施工不良であった場合、数年以内のものであれば業者にやり直しを依頼することが可能です。
しかし発生しているムラの程度によってはやり直しを依頼することができない場合もあるので、事前に心得ておきましょう。
外壁塗装のやり直しに関しては、以下の記事を参考にして下さい。
失敗例5:塗料がはみ出していた
外壁塗装を行った際に、塗料がシーリング部分や金属部分にはみ出してしまうことがあります。
原因と対策:施工不良の場合はやり直しを依頼する
塗料のはみ出しは養生のミスや最終確認不足などが主な原因として挙げられます。
外壁塗装を行う際は、まずはじめに塗装を行わない箇所に塗料の付着を防ぐ目的で養生シートを貼り付けます。この工程を「養生」と呼びますが、この養生が適当であったりミスがあった場合は、塗装工程の際にでうまく養生できていない部分に塗料が付着してしまいます。
また、本来であれば最終確認の段階で気づくことができるようなミスの場合も、業者による確認不足により気づかないまま施工を終えてしまうことも多くあるようです。
塗料が塗装の必要がない部分に付着している場合は、明らかに業者によるミスといえます。
この場合は速やかに施工業者に掃除の依頼を行い、手直しをしてもらいましょう。
失敗例6:施工直後に塗装のふくれや剥がれが起きた
外壁塗装を行った直後に塗料のふくれ・剥がれなどが発生した場合は、施工不良が原因で発生している可能性があります。
しかし塗装後何年か経ってから膨れや汚れが発生した場合は経年劣化によるものといえるため、どのタイミングで発生したダメージであるかが重要です。
発生原因に対する対策は以下の通りです。
原因と対策:施工不良の場合はやり直しを依頼する
塗装後1年以内で塗装の膨れや剥がれがおきた場合は、施工業者の施工不良が原因である可能性があります。
塗装を行った際、手抜き工事が行われていた可能性もあるでしょう。
この場合も、施工業者に手直しの依頼を行いましょう。
失敗例7:耐用年数よりかなり早く塗装が剥がれてしまった
元々設定されている耐用年数よりも早く塗料が剥がれてしまうといったトラブルも、外壁塗装で発生しがちなトラブルのひとつです。
耐用年数よりも早く塗料が上がれる現象にはさまざまな原因が考えられますので、ひとつずつ解説します。
外壁塗装の劣化が早くなるケースの詳細については、以下の記事もぜひ参考にして下さい。
原因と対策①:下地処理が不十分またはミスがあった場合
下地処理が不十分であった場合、塗装が数年以内に剥がれてしまうトラブルが発生してしまう原因となります。
通常下地処理を行う際は、 外壁に付着した汚れを高圧洗浄機などで洗い流し、外壁についた汚れやカビ・コケなどを事前に取り除く作業を行います。
その後、ケレン作業と呼ばれる鉄のサビを落とす作業などが下地処理の工程に含まれますが、これらの工程がしっかり行われていないことで塗料の密着性が低下し剥がれの原因となるのです。
このようなトラブルが発生しないためには、事前に作業工程の確認、また下地処理に必要な日程が確保されていることを必ずチェックしましょう。
また空いている時間があれば、ご自身で施工現場に立ち会うなどの対策を行うことで施工品質の向上を期待することができます。
原因と対策②:塗料メーカーが定める希釈率が守られていなかった場合
塗装工事で使用している塗料には、それぞれメーカーが定める希釈率があります。
この希釈率を無視する悪徳業者も存在するので、注意が必要です。
希釈率が守られていない塗料は、本来塗料が持っている効果や機能などを発揮できません。
ある程度塗料についての知識を身につけておくことで、疑問に感じた点や不安に思った点を指摘することができます。
塗装は3回塗りの工程で行われているなど、些細な知識を知っておくだけでも業者による手抜き工事を見抜くことができる可能性があるため、可能な限り塗装に関する知識を身につけておくとより安心です。
塗装の工程や手抜きを見抜く方法については、以下の記事を参考にして下さい。
「外壁塗装の2回塗り・3回塗りとは?手抜き工事防止のために必要な知識を身につけよう」
原因と対策③:業者が手抜き工事を行なった場合
事前に作業工程のチェックなどしたのにも関わらず手抜き工事が行われてしまった場合は、すぐに塗装が剥がれてしまったり耐用年数よりはるかに短い数年で塗装が剥がれてしまう可能性があります。
手抜き工事は対処方法や業者選びのポイントなどがあります。詳しくは以下の記事を参考にして下さい。
万が一手抜き工事が行われていたとしても、素人の目では確実に判断することは難しいです。
そのため手抜き工事が行われないようにするためには、あらかじめ優良業者をしっかりと見極めた上で工事を依頼をすることが大切といえるでしょう。
優良業者の見極め方については、以下の記事を参考にして下さい。
原因と対策④:外壁材や下塗り材と相性が悪い塗料を選んでしまった場合
塗装工事には多種多様な塗料が使用されています。
またその中で、使用する塗料によっては相性が良い下塗り材やメーカーの下塗り材を指定していることがあります。
しかしこのようなルールを守らずに塗装をした場合は、すぐに塗装が剥がれてしまうこともあります。塗料の選択ミスも、失敗例のひとつといえるでしょう。
塗料の選択ミスを防ぐためには、使用する塗料の種類を確認しておくことが大切です。
先述した通り、使用する塗料によっては下塗り材の指定がある場合もあるため、事前に使用する予定の塗料が下塗り材と相性が良いのかどうかを調べておくようにしましょう。
失敗例8:シーリングの打ち替えをしていなかった
外壁塗装工事では、シーリング周りのミスも多く発生するトラブルのひとつです。
この章では原因や対策を紹介します。
原因と対策:すぐに施工業者に手直しの依頼をする
シーリングは外壁には欠かせない重要な部分ですが、 外壁塗装を行う際に必ずメンテナンスを行う必要があります。
もしもシーリングが傷んだまま塗装を行なった場合は後のひび割れの原因となり、最悪の場合外壁全体に大きなダメージを及ぼしてしまう危険性もあります。
明らかにシーリングの打ち替えがされていない場合や、打ち替えを行ったのにも関わらず取れてしまっている場合は、すぐに施工業者に手直しの依頼を行いましょう。
失敗例9:自分でDIYによる塗装を行なった
こちらは業者による失敗例ではありませんが、自分でDIYで外壁塗装を行い失敗をしてしまう方も中には存在します。
外壁塗装は一見するとDIYでも行うことができるのではないかと思われがちなのですが、実際には高度な技術と長年の経験必要とする工事です。
その原因と対策を見ていきましょう。
原因と対策:外壁塗装業者に塗り直しを依頼する
しっかりとした知識や技術を持っていない素人が安易に施工を行うと、ほとんどの確率で失敗してしまいます。
外壁塗装はただ単純に塗装作業を行えばいいというものではないので、適切な知識を持っていない方はDIYでの外壁塗装は避けておきましょう。
DIYによる塗装に失敗してしまった場合は、外壁塗装業者に塗り直しを依頼しましょう。
場合によってはDIYによる塗装を剥がすのに手間と時間が多くかかるため、塗装費用も通常の塗装工事と比べると高くなる傾向があります。
失敗例10:追加工事をしてしまった
見積書に記載されていた工事以外の追加工事を行なったが、実は必要がない工事だったというトラブルがあります。トラブルの発生原因と対策は以下の通りです。
原因と対策:追加費用について事前に業者と協議する
通常であれば、追加工事を行う際は事前に業者から説明がある場合がほとんどです。
しかし業者とのコミュニケーション不足や、必要な営業トークに負けて追加工事を依頼してしまうケース、施工費用をよく確認せずに追加工事を依頼してしまうケースなども上記のトラブルの原因となります。
このようなトラブルを避けるためには、事前に追加工事が発生する可能性があるのかどうか、また発生する場合はどのくらい費用がかかるのかなど事前にしっかり業者に確認をしておきましょう。
失敗例11:近隣住民とトラブルになってしまった
外壁塗装工事では、近隣住民とのトラブルが発生してしまうこともあります。
近隣住民とのトラブルがなぜ発生してしまうのか、その原因と対策は以下の通りです。
よくある近隣トラブルの原因
外壁塗装を行う際は近隣住民への挨拶回りが必須となります。この近隣住民への挨拶を事前にしっかり行なっていない場合にトラブルに発展することが多いようです。
外壁塗装では足場の組み立てや解体などの騒音、使用している塗料が発生させる匂い、塗装の際に近隣住民の建物に塗料が付着してしまったなどさまざまなトラブルが発生する危険性があります。
対策1:事前に細かく近隣住民に説明を行う
上記のようなトラブルを発生させないためには、事前に近隣住民に外壁塗装工事の説明を行っておくことが大切です。
説明の際は、工事の内容や施工期間、騒音や臭いの有無など周囲の方に迷惑をかける可能性のあるものは全て伝えておきましょう。
また基本的に挨拶回りは施工業者が行なってくれる場合がほとんどですが、念のため施主自身も挨拶回りを行っておくとトラブルに発展する可能性が低くなります。
対策2:業者による徹底した現場管理を行う
対策としては、外壁塗装業者が徹底した現場管理を行うことが一番良い方法です。
また施主側も、問題が発生した際は速やかに業者や近隣住民に連絡するといった対応が重要です。
対策3:トラブルが起きた際には施主自身も対応を
万が一外壁塗装工事によるトラブルが発生してしまった場合は、外壁塗装業者から迷惑をかけてしまった方に対して説明や謝罪を行います。
また施主自身からも迷惑をかけてしまった方に対して一言説明を行うなど、適切な対応を行いましょう。
外壁塗装で失敗したかもしれない時の対処法
外壁塗装で失敗をした可能性がある際は「業者に相談する」「第三者機関に相談する」などの方法を取りましょう。それぞれの対処法について詳しく説明します。
まずは早めに業者に相談を!無償修理の可能性あり
外壁塗装に関するトラブルが発生した際は、 まずは早めに施工を依頼した業者に相談をしましょう。
「失敗されたかもしれない」という気持ちを抱いていても、 素人ではその原因や理由を確かめることはできません。万が一業者の施工ミスで発生したトラブルの場合は、無償で修理をしてくれることも多くあります。
また業者の施工ミスではない場合であっても、工事保証で直せることもあります。
外壁塗装工事の保証条件などについては、以下の記事を参考にして下さい。
業者の施工ミス以外の部分については自己負担がかかることも
施工業者によるミスや施工不良の場合は、施工業者が無償修理をしてくれる可能性があります。
しかし原因がご自身の塗料の選定ミスなどによる場合、再度外壁塗装の修復を行う際の費用は全額自己負担になるケースがほとんどです。
解決できない場合は第三者機関へ相談を
明らかに業者による施工不良が原因であるのにも関わらず、 対応してくれない業者も中には存在します。そのような場合は第三者機関へ相談を行いましょう。
具体的な第三者機関は「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」「国民生活消費者センター」「各都道府県の弁護士会」です。
国土交通大臣から 指定を受けている住宅専門の窓口になります。住宅リフォームのトラブルなど、さまざまなトラブルに対応しています。
消費者生活全般に関する苦情や相談の窓口になります。
- 各都道府県の弁護士会
各都道府県に設置された法律相談の窓口です。
失敗しない業者選びの方法7つ
外壁塗装では失敗しない業者選びの方法があります。失敗しない業者選びの方法を7つ紹介します。
1.訪問営業の業者とは契約をしない
失敗しない業者選びの方法の1つ目は、訪問営業の業者とは契約しないことです。
訪問営業を行っている業者の中には、最初から騙すつもりで営業をしている悪徳業者がいます。
具体的には、塗装工程前の下地調整や下塗り、中塗りといった最終的な仕上がりでは判断できない工程で手抜き工事を行うです。
最終的な仕上がりの良し悪しであれば素人でも判断することができますが、工程の手抜きは数年してから施工不良などに気づくことが一般的で、施工不良が発生してからでは訪問営業の業者に手直しの依頼をすることも難しくなります。
2.書面に残さない業者とは契約をしない
失敗しない業者選びの方法の2つ目は、書面に残さない業者とは契約をしないことです。
外壁塗装では使用する塗料や塗装範囲、施工金額や施工期間などさまざまな事項を業者との間で取り決める必要があります。
打合せした内容を書面に残していない業者に依頼してしまった場合にはトラブルに発展する可能性が高くなります。
また打合せ内容だけでなく、実際に工事を依頼する場合には請負契約書などの書面を介しての契約が重要です。工事内容に相違がある場合には、契約書の内容に応じて工事のキャンセルなどの対応が可能になります。
3.必ず複数業者から相見積もりを取る
失敗しない業者選びの方法の3つ目は、複数業者から相見積もりを取ることです。
外壁塗装には、一般的な塗料のグレードや塗装面積に応じた相場があります。
一方で、建物の構造や形状、劣化状況などによって最適な施工方法や使用塗料などが変わります。また施工する敷地条件によっても費用が異なることが一般的です。
複数の業者から相見積もり取ることで現状の劣化症状に最適な塗料の種類やグレード、施工方法などを知ることもできます。
さらに施工金額の比較検討をすることで相場からかけ離れた金額を提示している業者との契約を避けることも可能になります。
また使用する塗料名や塗装面積など工事内容の詳細が見積もり書に記載されていない業者にも注意しましょう。
4.過大な営業トークに騙されないようにする
失敗しない業者選びの方法の4つ目は、過大な表現をする営業トークに騙されないようにすることです。
例えば、屋根や外壁の高い場所の劣化を指摘することですぐに補修を行わなければ劣化が進行してしまうなど不安を煽るような営業トークがあります。
また今月中に契約すれば割引ができるなどの期限を区切って契約を急かせる営業トークなどもあります。
外壁塗装の契約は営業トーク当日に行わず、後日返答するなど時間を空けて冷静な状態で行いましょう。
5.支払い方法を前払いにしている業者に注意する
失敗しない業者選びの方法の5つ目は、支払い方法を前払いにしている業者に注意することです。
アパートなど大規模な工事を行う場合は、工事期間が長くなるため工事着工前と工事完了後の2回に分けて支払いを行うこともありますが、工期の短い戸建て住宅の外壁塗装では工事着工後や工事完了後の支払いが一般的です。
支払いが前払いの場合には、費用を払ったにもかかわらず工事を行ってもらえないなどの事例も多くあるため、前払いの業者は避けるようにしましょう。
6.工期が通常よりも短い業者に注意する
失敗しない業者選びの方法の6つ目は、工期が通常よりも短い業者に注意することです。
外壁塗装の工期は建物の大きさや施工方法、現場に入る職人の人数によって多少の変動はあるものの、ある程度の期間の想定が可能です。
しかし提示された工期が想定よりも短い業者の場合には、通常3回塗りの工程のところを2回塗りで済ませてしまったり、塗料メーカーが指定する乾燥時間を守っていなかったりするなどの手抜き工事などが行われる可能性があります。
工程や乾燥時間の手抜きは、最終的な仕上がりでの判断が難しく、手抜き工事に気付くのが数年後になる可能性が高いため、必ず複数の業者で見積もりを取り、工期が通常よりも短い業者については注意するようにしましょう。
7.自社で工事を行わない業者に注意する
失敗しない業者選びの方法の7つ目は、自社で工事を行わない業者に注意することです。
外壁塗装は、、ハウスメーカーや工務店、リフォーム会社などの提携している職人が工事を行う場合と、自社の職人が工事を行う場合の2種類の工事に分けられます。
ハウスメーカーや工務店、リフォーム会社が外壁塗装を請け負う場合には、提携している業者が見積もりから施工まで行う費用とは別に中間マージンが発生するため、費用がより高くなる傾向があります。
仲介料としての中間マージンを支払うことで工事中や工事後に発生したトラブルに対応してもらう等のメリットもあるため、必ずしも避ける必要はありませんが、費用面・トラブル対応等、依頼主のニーズを満たしてくれる業者を選ぶようにしましょう。
まとめ
外壁塗装で発生しがちなトラブルについて原因や対策を紹介しました。
戸建住宅にお住まいの方であれば、必ず10年に1度は行う機会のある外壁塗装。
これから外壁塗装を検討されている方は上記のようなトラブルが発生することのないよう、細心の注意を払い安心で安全な外壁塗装工事を行いましょう。

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