外壁塗装の悪徳業者に騙されない方法!代表的な手口、優良業者の見分け方

外壁塗装工事を行う際にどんな業者に依頼すれば良いのか、誰もが気になることでしょう。

優良業者に依頼を行うのが一番良いのですが、残念ながら外壁塗装業者の中には悪徳業者も多数存在しており、毎年多くの方が被害にあっています

そこで今回は、悪徳業者を見分ける方法やよくある手抜き工事の実態、信頼できる塗装業者の選び方から万一トラブルになってしまった場合の対処方法までを詳しく紹介します。

悪徳業者による被害は年1万件近くにのぼる

2020年に国民生活センターに寄せられたリフォーム工事に関する訪問営業や点検商法による被害の相談件数は14,000件以上に上ります。

中でも点検と称した業者が訪問営業を行い、高額な外壁塗装を言われるがまま契約してしまったという事例が少なくありません。このようなケースは点検商法と呼ばれています。

点検商法では、突然訪問してきた業者により住宅のチェックが行われますが、この際に住宅の状態について大げさに評価を行うことが多いようです。

このような方法で不安を煽り、契約を急かされる方も少なくありません。
また契約の段階では足場代サービスのような通常はあり得ない大幅な値引きを行うこともあるようです。

また現場管理がずさんな手抜き工事を行ったり、高額な追加料金を請求するケースなどもあるようです。中でも60歳以上の高齢者が被害に遭うことが多く、不審に思った家族や親族からの問い合わせで判明するケースもあり、深刻な問題となっています。

外壁塗装工事で悪徳業者が使う手口とは

外壁の点検作業

外壁塗装工事で悪徳業者に騙されないようにするためには、悪徳業者の手口を知っておくことが大切です。

悪徳業者による手口を知っておけば、万が一悪徳業者から目をつけられてしまったとしてもすぐに断ることができます。

そこでこの章では、悪徳業者がよく使う手口について紹介します。

1訪問販売で不安をあおる

悪徳業者の特徴として最も多いのが、訪問販売による営業を行っていることです。

ただし訪問販売を行っている全ての業者が悪徳業者というわけではありません。

悪徳業者の特徴として、「無料で点検させてください」などといっていきなり訪問してきた上に不安を煽り、「本日中に契約すれば割引価格になる」といったセールストークで契約を迫ってくることなどが挙げられます。

これは相見積もりなどによる他社との比較をさせないためのものなので、訪問販売で即決を迫られた場合には必ず断ることが大切です。

  • 訪問販売による営業を受けた時の対処法

では訪問販売による営業を受けた際には、どのように対処すれば良いのでしょうか。

訪問販売を受けても興味がない場合には、とにかく家に入れない・話を聞かないことが一番の予防法です。また「今は決められない」「家族に相談しないとわからない」などと答えを濁すと何度でも訪問してくるので、はじめにきっぱりと断ることが大切です。

2 耐用年数が長いオリジナル塗料をすすめる

塗料

オリジナル塗料は悪徳業者が使う手口の一つで、業者によっては有名な塗料メーカーの塗料ではなく、業者が独自に開発した塗料という触れ込みで高額な塗料を奨めてくることがあります。

オリジナル塗料の全てが悪いとは言えませんが、オリジナル塗料といっても実際には有名塗料メーカーが製造したものがほとんどなので、基本的にはおすすめできません。

なぜなら有名塗料メーカーの塗料であればインターネットなどで塗料の性能や価格相場などを調べることができますが、オリジナル塗料の場合にはそれができないことがほとんどだからです。

悪徳業者はそこにつけこんで相場よりも高い価格で塗料を購入させ塗装工事を行うのが常套手段になっていますが、あえてオリジナル塗料を採用するメリットはありません。

オリジナル塗料については、以下の記事を参考にして下さい。

 

  • オリジナル塗料の使用をすすめられた時の対処法

「自社のオリジナル塗料には30年の耐久性があります」などというセールストークを行いオリジナル塗料の販売を行っている業者も存在しますが、大手塗料メーカーの塗料にも今のところ30年の耐用年数が保証されている塗料はありません。このようなセールストークを使う業者には注意をして下さい。

外壁塗装工事では、塗装業者のオリジナル塗料を使用せずに大手塗料メーカーの塗料を使用することが一般的です。

しかし一方で、ハウスメーカーなどが推奨しているオリジナル塗料もあります。

どうしてもオリジナル塗料を使用したい場合には、その判断材料として何年前に開発された塗料なのかを聞き、6~7年前に実際にオリジナル塗料で塗装した家を見せてもらうようにしましょう。

3大幅な値引きを提案する

外壁塗装工事では、最初に提示された見積もり金額が適正なものであれば10万円前後までなら値引きの範疇といえますが、それ以上の金額の値引きについては、最初の見積もり金額の妥当性を疑った方が良いでしょう。

通常は顧客が価格交渉する前に業者の方から30万、50万などの大幅な値引きを行うことはあり得ません。

業者側からこうした値引きを条件に契約を迫られた場合には、最初に提示された見積もり金額が高く値引き後の価格が相場になることがほとんどです。

このようなことから、大幅な値引きを提案を行う業者は悪徳業者である可能性が高いといえます。また、足場代のサービスなども通常ではありえません。足場代は通常20万円〜30万円前後の費用がかかるため、足場代をサービスしてしまうと業者側の利益がほとんどなくなってしまうためです。

たとえ「モニター価格」や「キャンペーン」などの口実があったとしても、足場代の値引きを条件に契約を迫る業者には注意が必要です。

  • 大幅な値引きを提案された時の対処法

基本的に最初から大幅な値引きを提案してくる業者の場合は、元の見積もり金額が適正な価格ではないことがほとんどです。

通常の外壁塗装工事費用は100万円前後なので、ここから30万、50万の値引きをすることはあり得ません。したがってこのような業者との契約は避けた方が無難といえるでしょう。
また、外壁塗装にはそれぞれの項目ごとに費用相場が存在します。適正な価格で工事を依頼するためにも、事前に費用相場について知っておくことが大切です。

外壁塗装の適正な費用相場については、以下の記事を参考にして下さい。

 

4工事費用を前払いにする

外壁塗装の工事費用は、工事完了後に支払うのが一般的です。

ハウスメーカーなどに依頼する場合は、契約時・着工時・完成時に1/3ずつ支払うケースや着工時・完成時に1/2ずつ支払うケースもありますが、もし着工前に工事代金の全額支払いを要求された場合には、その業者は悪徳業者である可能性が高いといえます。

工事代金の全額先払いに応じてしまうと、お金を支払った後に業者と連絡が取れなくなってしまう可能性もあるので絶対にやめましょう。

また中には悪徳業者による工事代金の一部先払いや分割支払いの詐欺の手口もあるので、工事完成前に代金の一部を支払う場合には注意が必要です。

  • 工事費用の前払いを要求された時の対処法

工事費用の全額先払いを要求された場合には、その業者とは契約しない方が無難です。

また分割支払いを要求された場合も、その業者が地域で長く営業している塗装業者や大手ハウスメーカー以外の場合には注意が必要です。

悪徳業者の手口である可能性が否定できないので、警戒しておいた方が良いでしょう。

5 契約を急かす

訪問販売での点検や敷地外からの目視を元に「早く外壁塗装を行わないと雨漏りします」と顧客の不安を煽ったり、「今ならキャンペーン価格で格安に工事を行います」などの営業トークで外壁塗装の契約を奨めるのは悪徳業者の常套手段です。

ほかにも「今日契約しないと他の方の工事が入る」「予約が詰まっているので早く契約した方が良い」など、さまざまな営業トークで契約を急かすようです。また、時には脅し文句とも受け取れるような言葉で契約を迫る業者も存在します。

悪徳業者はこのようにして契約を急かし、顧客に考える時間を与えないようにします。もし他社との相見積もりをされてしまうと、詐欺であることが露呈してしまうからです。

契約を急かしてくるような業者には注意するようにして下さい。

  • 契約を急かされた時の対処法

さまざまな理由をつけて契約を急かしてくるような業者は、基本的に悪徳業者と思って間違いありません。

たとえ悪徳業者でなかったとしても、自社や営業マンのノルマの達成のためなど個人的な都合で契約を迫ることがほとんどなので、このような業者とは決して契約してはいけません。

契約を急かされた時には、必ず断るようにして下さい。

6 パック料金での営業

外壁塗装工事の見積もりは、通常は外壁塗装部分の面積を計算し、その面積に使用する塗料の㎡単価を掛けて算出します。また、塗装面の劣化状態や建物の立地条件、施工の難易度なども考慮されます。

一方、標準的な2階建て住宅で「外壁塗装○○万円」という定額パック料金を提示して営業している業者も存在します。こ

のような定額パック表記は価格がすぐに分かりやすい反面、どのような工事や項目が料金に含まれているのかが分かりにくく、着工後にトラブルが発生するケースも少なくありません。

全ての業者が信用できないとはいえませんが、パック料金による営業は悪徳業者がよく使う手口としても知られており、パック料金の価格で契約したものの、後から高額な追加工事代金を請求されるケースも多いようです。

パック料金については、以下の記事を参考にして下さい。

 

  • パック料金への対処法

パック料金で契約する場合には、事前に使用する塗料の種類や発生する足場代、高圧洗浄、下地処理、付帯部分の塗装、廃材処理費などが料金に含まれているかどうかを必ずチェックしておくことが大切です。

また、どんな場合が追加工事になるのかを必ず確認しておきましょう。

しかし基本的にはあまりおすすめできません。

7 一式見積もりという表記方法を使う

外壁塗装工事では、塗装の前に外壁を高圧洗浄した上でひび割れなどを補修する下地調整作業が行われ、その後下塗り、中塗り、上塗りの「3回塗り」を行うのが一般的です。

悪徳業者の中には、見積もり書に詳細な工程や塗料の種類、メーカー名などを書かずに「一式○○万円」とだけ表記する業者もいます。

この場合にはどんな塗料をどれだけ使用するのかもわからず、後から追加料金を請求されるケースもあるので注意が必要です。

  • 一式見積もりを出された時の対処法

一式見積もりを出された場合には、契約する条件として詳細な内訳の開示を業者に求めることが大切です。

一式見積もりだけで内訳明細書を作成しない業者とは契約をせず、別の業者に工事を依頼するようにしましょう。

また見積もり書は何かトラブルが発生した時や工事終了後にも非常に重要な資料になります。

優良業者であれば内訳などが正しく記載をされた見積もり書を提示することがほとんどですが、トラブルを防ぐためにも事前に見積もり書の正しい見方について知っておくと良いでしょう。

見積もり書の正しい見方などは、以下の記事を参考にして下さい。

よくある悪徳業者による手抜きの工事例

外壁の塗装作業

悪徳業者は相場よりも高い金額で受注し手抜き工事を行うことが多い傾向がありますが、その多くは塗装の段階で行われることが多いため、塗料の耐用年数にも悪影響を及ぼします。

この章では、良くある手抜き工事の例の一部を紹介します。手抜き工事について詳細に知りたい方は、以下の記事を参考にして下さい。

 

塗装回数を減らす

外壁塗装では下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本です。

しかし手抜き工事を行う業者は3回塗りを行わずに下塗り、上塗りの2回塗りで済ませてしまうことがあります。

ほとんどのメーカーが3回塗りを指定しているため、2回塗りのみの場合は塗料本来に備わった耐久性能を確保することができません。

しかしこのような手抜きは塗料代の節約や節約代につながるため、塗装回数を故意に減らす悪徳業者も存在しています。

塗装工程の3回塗りについて、詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

 

塗料を薄めて塗装する

外壁塗装に使用する塗料には塗料メーカーが定めた希釈率があり、塗装の際はこの希釈率を守る必要があります。しかし、手抜き工事を行う業者の中にはこの希釈率を守らず、塗料を薄めて塗装を行う悪徳業者も存在します。

希釈率を増やして塗装を行えば塗料の節約になり、人件費も浮かせることができるためです。

塗装後の乾燥時間を守らない

外壁塗装に使用する塗料には、メーカーが定めた乾燥時間があります。

乾燥時間の確保は塗装工事では非常に重要で、前の工程で塗装した塗料をしっかりと乾燥させてから次の工程に進まない場合は塗料の密着性が悪くなり、塗膜の劣化に繋がってしまいます。

しかし手抜き工事を行う業者の中には、工期を短くして人件費を浮かせるために塗装後の乾燥時間を守らない業者が存在しています。

外壁塗装工事で悪徳業者を避けるためのポイント

残念ながら外壁塗装の業界には従来から悪徳業者が数多く存在していますが、外壁塗装工事で悪徳業者を避けるためにはどうすれば良いのでしょうか。

この章では、悪徳業者を避けるためのポイントについて詳しく紹介します。

訪問営業を避ける

先述の通り、悪徳業者による被害のケースとして一番に挙げられるのが訪問営業による被害になっています。

どんなに気を付けていても訪問営業を行う業者の方から近づいてくるので100%防ぐことはできませんが、万一訪問営業を受けた時にはきっぱりと断ることが大切です。

曖昧な態度をとってしまうと見込みがあると思われて何度でも訪問してくるので、毅然とした態度で断り、話を聞かないことが最大の予防策になります。

実態がある業者なのかを調べる

悪徳業者の中には、企業としての実態がないにも関わらず詐欺目的で訪問営業や電話営業を行っている業者がいます。

特に本社や営業所、店舗などの所在地が曖昧な業者には要注意で、このような業者の場合はある日突然連絡がつかなくなってしまう恐れがあります。

業者が実在しているのかどうかをGoogleマップなどで調べてみたり、そもそも住所が実在しているのかどうかを調べてみたりすることが大切です。

また住所が実在していたとしても、ワンルームマンションの一室になっていたりする場合には疑いの目で見た方が良いと思います。

その場合にはたとえどんなに好条件であったとしても、安易に契約してしまうことは絶対に控えましょう。

自社施工かどうかを確認する

外壁塗装業界では、受注した業者が直接施工を行わず下請け業者に工事を丸投げしてしまうことがあります。

この場合には業者の間に紹介料などの中間マージンが発生し、工事発注金額が施工会社に直接発注するよりも高くなってしまいます。

残念ながら建築業界では中間マージンが発生することが多いので、あらかじめ自社施工かどうかを確認しておくことが大切です。

また、ハウスメーカーや工務店などに発注する場合にも施工は下請けの塗装工事会社が行うことがほとんどで、自社施工ではないため中間マージンが発生します。

しかし直接他の塗装工事会社に発注した場合は、メーカーが定めている建物全体の20年、30年保証などが受けられなくなってしまうので注意が必要です。

自分の家についての知識をつけておく

知人と同じ業者に外壁塗装工事を依頼したとしても、同じ費用になることはほとんどありません。

住宅は千差万別なので、自分の家と知人の家とでは構造や建物の形状・規模、塗料の種類などが異なるためです。

したがって工事を依頼する前に、自分の家について建坪や外壁の種類、外壁面積などについて知っておくことが悪徳業者による過剰請求を防ぐために役に立ちます。

詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

悪徳業者と契約してしまった時はクーリングオフを!

契約書にサインをする

万が一悪徳業者と契約してしまった場合には、クーリングオフ制度を利用して業者との契約を解除することができます

クーリングオフ制度とは、一定の契約に限り一定期間、無条件で申し込みの撤回または契約を解除できる法制度のことをいいます。

ただしクーリングオフの対象となるためには、以下の条件があります。

  • 個人が法人(業者)と契約していること(法人同士の契約は対象外となります)
  • クーリングオフができる旨が記載された契約書面を受け取った日から8日以内(ただし契約書面にクーリングオフについての記載がない場合や契約書面自体を受け取っていない場合は、期間を過ぎてもクーリングオフが可能)
  • 依頼者が自ら相手方の店舗や事務所等に出向いて契約していない場合
  • 相手方から依頼者に持ちかけた契約である場合

※横にスクロールしてください。

クーリングオフを行う場合には、期間内に必ず書面(はがきでも可)に契約をやめたい旨を記入して業者に郵送などにより通知を行います。

その際には発信したことを証明できるように、「特定記録郵便」「簡易書留」(内容証明郵便でも可)で送ると良いでしょう。

また、証拠として必ず書面の両面コピーを取っておくことをおすすめします。クーリングオフ制度について、詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

 

また、クーリングオフ制度が使えない場合は以下の第三者機関に相談をすることができます。

  • 住宅リフォーム・紛争処理支援センター

国土交通省の所管する公益法人として、リフォームに関することや住宅紛争の解決のためなどの電話相談を行っています。

住まいるダイヤル:0570-016-100

  • 独立行政法人 国民生活センター

商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問い合わせなどの消費者からの相談を、居住地の消費生活センター等で受け付けています。

  • 各都道府県の弁護士会

各都道府県の弁護士会の法律相談センターでもあらゆる分野の相談をすることができます。

外壁塗装業者選びのチェックポイント

この章では、信頼できる優良業者に外壁塗装工事を依頼するためのチェックポイントを紹介します。

近隣で施工実績があるかどうか

悪徳業者は営業エリアを常に移動する傾向があるため地元での施工実績が少なく、現場近隣からの新規の依頼はほとんどありません。

なぜなら、悪い評判はすぐに広まってしまうためです。

一方優良業者の場合は、良い評判が口コミで周辺に広がっていくため、現場近隣での施工実績が徐々に増えていく傾向があります。

したがって、地元での施工実績がどれくらいあるのかを業者のホームページなどで調べてみたり、直接業者の担当者に聞いてみたりすると良いでしょう。

見積もり書や契約書の内容が詳細に記載されているか

外壁塗装工事の契約の際に最も注意すべき点は、見積もり書や契約書の内容が詳細に記載されているかどうかです。

中でも、作業工程や使用する塗料のメーカー名・商品名、塗装の範囲、数量、単価などがわかりやすく記載されていることが大切です。

また優良業者であれば、工事の工程スケジュール(工程表)を用意してくれることもあります。

見積もり書の正しい見方などは、以下の記事を参考にして下さい。

 

見積もり書の価格が適正価格であるかどうか

外壁塗装工事には各項目ごとに費用相場があり、建坪30坪程度の住宅の場合の工事費用はおよそ100万円前後になります。

また塗料にも塗料の種類に応じた単価の目安があり、大手塗料メーカーの塗料であれば自分で調べることができます。

適正価格で工事を依頼するためにも、事前に使用する予定の塗料の目安価格を調べておくと良いでしょう。

適正価格の見極め方や見積もり額のチェックポイントなどについては、以下の記事を参考にして下さい。

 

アフターサービスや保証の有無

近年では多くの外壁塗装業者が工事保証書の発行や引き渡し後のアフターサービスを行っています。

優良業者であれば、1年後の無料点検や数年ごとの有料点検などのアフターサービスを行なっていることがあります。

また、工事保証書を発行しない業者には注意が必要です。詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

外壁塗装工事を優良業者に依頼する方法

外壁塗装を行う際には単に価格が安いだけで業者を選定するのではなく、適正価格で施工を行う優良業者に依頼した方が良いでしょう。

この章では、優良業者の選定方法について紹介します。

複数の業者から相見積もりを取る

外壁塗装業者を選定するにあたっては、3社前後の複数の業者に同じ工事内容で見積もりを依頼して、各社の見積もり書を比較検討することが大切です。

複数の業者から同じ内容で見積もりを取ることを「相見積もり」と呼びますが、相見積もりにはさまざまなメリットがあります。

  • 各社の見積もり金額を比較することで、費用の相場を把握できる
  • 複数の業者の意見を聞くことができるため、客観的な判断がしやすくなる
  • 現在の外壁の状態や必要な作業に関する知識が深まる
  • 業者ごとの考え方の違いが分かる

※横にスクロールしてください。

価格の高い安いだけでなく、作業内容や各社の担当者の意見を比較して最も信頼できる業者を探すことが目的です。

正しい相見積もりの取り方や見積もり書の比較方法については、以下の記事を参考にして下さい。

 

施工実績や口コミを確認する

優良業者を探すためにもう一つ大切なことは、実際にその業者で施工した人の口コミや感想、業者の施工実績などを必ず確認することです。

口コミ情報などが確認できない場合には、業者の担当者に依頼して地域の施工現場などを案内してもらう方法もあります。優良業者であれば、案内できる現場がないといったことはないはずです。

外壁塗装の口コミの正しい見方や評価が高い業者の見つけ方に関しては、以下の記事を参考にして下さい。

まとめ

外壁塗装工事では仮に手抜き工事が行われたとしても、引き渡し後すぐに不具合が生じてしまうことはほとんどありません。

また仕上がってしまえばプロが見ても手抜き工事がおこなわれたかどうかを判断するのは困難です。

そして数年後に不具合が生じた頃には、すでに業者と連絡がとれなくなっていることも珍しくありません。

それだけに外壁塗装工事の業者選定は慎重に行う必要があります。

本記事の内容を参考にして、優良業者の選定に役立てていただければ幸いです。

この記事のライター:亀田 融
東証一部上場企業の不動産・建設会社の建築部門に33年間勤務。 13年間の現場管理経験を経て、取締役事業部長に就任。 事業部内で年間1000件以上のリフォーム工事を手掛けるなかで、中立的立場でのコンサルティングの必要性を実感し、独立を決意。 現在はタクトホームコンサルティングサービスの代表として、住まいに関する専門知識を生かし、多岐にわたり活躍している。 (保有資格:一級建築施工管理技士、宅地建物取引士、マンション管理士、JSHI公認ホームインスペクター、インテリアコーディネーター、マンションリフォームマネジャー、日本不動産仲裁機構ADR調停人)

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