外壁塗装のダブルトーン塗装|費用相場、向いている外壁材とは?
外壁塗装は住宅の外観や雰囲気を変え、住宅を新築のように綺麗にすることができます。
その中でも外壁塗装の色の塗り方のひとつ、ダブルトーン塗装について知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
ダブルトーンは2つの色を重ね塗りする方法で、最近では外壁塗装に取り入れる方も増えています。
そこでこの記事では、外壁塗装に用いられるダブルトーン塗装について詳しく解説します。
目次
外壁塗装のダブルトーン塗装って何?
ダブルトーン塗装とは2色塗りとも呼ばれていて、外壁表面と目地をそれぞれ異なる色で塗装する塗装方法です。
基本的に外壁塗装では下塗り・中塗り・上塗りの3段階に分けて塗装を行っていきます。
ダブルトーン塗装の場合は下塗りを行った後に中塗りを行い、その後もう一度中塗りを行った後に上塗りを行う4段階の工程になります。
従来の他の塗装方法と比べるとより立体感が生まれるのが、ダブルトーン塗装の大きな特徴です。
外壁塗装のツートンカラーとの違い
外壁塗装のダブルトーンとツートンカラーには明確な違いがあります。
ツートンカラーは外壁の色を上下・左右で二色にはっきりと分けたり、ベランダやサッシなどの付帯部との色分けをしたりする方法を指します。
ダブルトーン塗装は一枚の外壁に二色の塗料を使用し外壁表面と目地をそれぞれ異なる色で塗装する方法を指します。
ダブルトーンは1枚の外壁に使うため、ツートンカラーをベースにして1階部分のみダブルトーンを取り入れることも可能です。
上下・左右で色分けを行うツートンカラーとは異なり、一階部分だけでも二色使いをすることで立体感のある仕上がりにできるため、意匠性を重視する方におすすめの塗装方法です。
こんな外壁におすすめ!ダブルトーンに向いている外壁材は?
ダブルトーンが映えるのは、凸凹があるデザインの外壁材であるといわれています。
サイディングやレンガ、タイルなどの外壁材は表面に凸凹があるため、ダブルトーン塗装に向いているといわれています。
ダブルトーンは窯業系サイディング以外にはおすすめできない
ダブルトーンは上記でも述べた通り、外壁の凹凸を生かすための手法となります。
そのため、レンガやタイル調の窯業系サイディング以外には不向きであることが多いので注意が必要です。
凸凹のないデザインの外壁を希望される場合は、ダブルトーンではなくツートンカラーでの塗装を行うことをおすすめします。
ツートンカラーについては、以下の記事で詳しく解説しています。
ダブルトーンの施工方法と工程の流れ
ダブルトーンの施工手順は、基本的に通常の外壁塗装と同じ流れになります。
しかしダブルトーンの場合は2回上塗りを行うこともあり、計4回塗装をすることになります。
詳しいダブルトーンの施工手順は以下の通りです。
- 高圧洗浄で外壁に付着した汚れを落とす
- 現存のシーリングをカッターなどを用いて除去
- 新しく施工するシーリングの密着性を上げるため、下塗り剤(プライマー)を塗布
- 外壁ボードの間に、新たなシーリング材を充填
- シーラやサーフを使用して下塗り材を塗布
- ダブルトーン塗装の目地の色となる、中塗り材を塗布
- 目地部の仕上げとなる一回目の上塗り塗装
塗布の際に毛足の短いローラーを使用することで、目地に色をつけずにメリハリのあるデザインに仕上げることができます。
2回目の上塗りまでで基本的には塗装工程は終了ですが、必要に応じてクリア塗装を行うこともあります。
外壁塗装のダブルトーンに必要な日数と費用相場
外壁塗装のダブルトーンにかかる日数や費用相場は以下の通りです。
単色塗装 | ダブルトーンでの塗装 | |
施工に必要な期間 | 約10日 | 約12日 |
施工費用 | 60万円 | 70万円 |
※横にスクロールしてください
ダブルトーンで外壁塗装を行う場合は通常の外壁塗装よりも2日多く必要とされています。
ダブルトーンは塗装工程が4回と他の塗装方法と比べて多く、上塗り後に十分に乾燥させる時間を設け流必要があるためです。
施工費用は建物の大きさや施工面積によっても異なりますが、単色塗装と比較すると約10万円ほど高くなることが多いようです。
また、建物の大きさだけでなく塗料の種類でも価格変動は大きくなるため、それぞれの塗料の耐久性やメリット・デメリットを把握したうえで選ぶことが大切です。
ダブルトーンでの外壁塗装に失敗しないための注意点
ダブルトーンの外壁塗装に失敗しないためにはいくつかの注意点に気をつけなければなりません。
下記では、ダブルトーン塗装を行う際の注意点について解説します。
色選びは慎重に行う
外壁塗装を行ううえで、色選びは最も重要なことといっても過言ではありません。
特にダブルトーンで施工を行う場合は色同士の組み合わせや塗り具合などで建物の仕上がりやイメージが大幅に変わるため、慎重に色選びを行わなくてはなりません。
もしも納得のいかない仕上がりになってしまうと再塗装を行わなくてはならなくなり、さらに施工費用がかかってしまいます。
外壁塗装で使用する塗料や色にはさまざまなものがあり、それぞれのメリットやデメリットや性能などが異なるため、専門業者への相談のもと慎重に色選びを行うようにしましょう。
外壁の色選びでよく発生する失敗事例や失敗しないための注意点は、以下の記事で詳しく紹介しています。
ダブルトーンを依頼する業者を慎重に選定する
ダブルトーン塗装は通常の単色塗装と比較すると塗り工程が多く、その分技術力も必要な施工方法です。
そのため、施工業者を選ぶ際は知識が豊富で技術力が高い業者を選ぶことが重要です。
また、施工業者を選ぶ際は1社だけではなく、複数の業者から同じ工事内容で見積もり書を取得したうえで施工内容や金額などをよく比較検討することが非常に大切です。
相見積もりの正しい取り方や見積もり書の比較方法などは、以下の記事で詳しく紹介しています。
外壁塗装の工程や費用相場などを事前に確認しておく
外壁塗装は工程がある程度決まっていており、現場では工程に沿った工事が求められます。
また、費用相場は建物の坪数ごとに決まっているため、事前に知っておくことで外壁塗装業者による詐欺などの被害を防ぐことができます。
特にダブルトーン塗装を発注する場合は通常の外壁塗装よりも高額になる可能性が高いため、後からトラブルに発展することのないように事前に工程や費用相場をしっかりと確認しておくことをおすすめします。
工程や費用相場については、以下の記事で詳しく紹介しています。
まとめ
外壁塗装のダブルトーンについて、依頼を行う際の注意点や相性の良い外壁、また施工工程について詳しく紹介しました。
ツートンカラーとはまた少し異なる雰囲気に仕上がるダブルトーン塗装に興味のある方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
また、上記でも述べた通り業者選びはダブルトーン塗装を行ううえで最も重要です。
色選びと同じく、業者選びも事前に時間をかけて納得のいく業者に依頼を行うようにしましょう。

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