外壁塗装は築何年目にすれば良い?メンテナンス時期の目安、劣化症状による見極め方

「新築後何年目に外壁塗装が必要になるのか?」「中古住宅を購入したが、外壁塗装はいつ行えば良いのか?」など、外壁のメンテナンス時期の目安が知りたいという方が多いのではないでしょうか。

住まいにとって定期的な外壁のメンテナンスが不可欠であることは分かっていても、それをいつ行えば良いのかが分からないというのが一般の方の実状でしょう。

外壁塗装のメンテナンス周期は一般的に10年前後といわれていますが、実は外壁の種類や現在使用されている塗料の種類、建物の立地条件などによって異なります。

そこで本記事では、外壁塗装が必要になる時期の目安やその劣化症状外壁塗装を行う際の注意点などを詳しく紹介します。

目次

新築物件の外壁塗装の目安:新築後8年~12年

外壁の点検作業

新築物件の場合、外壁塗装によるメンテナンス時期の目安は新築後8年~12年程度といわれています。

しかし外壁材の種類によって耐用年数が異なるため、耐用年数が長い外壁材が使用されている場合には、築12年が経過しても外壁塗装が必要でないこともあります。

外壁材別の耐用年数

外壁材の種類別耐用年数は次の表のようになります。

外壁材の種類 メンテナンス時期の目安 耐用年数
窯業系サイディングボード 10年~15年 20年~40年
金属系サイディングボード 10年~15年 20年~40年
木質系サイディングボード 3年~10年 15年~40年
樹脂系サイディングボード 原則不要 20年~50年
ALCボード 10年~15年 40年
モルタル 10年~15年 60年~

※横にスクロールしてください。

上記はあくまでも目安の年数になります。

外壁材の製品によっては上記の年数と大きく異なる場合があります。

また、耐用年数が長いものでも外部環境やメンテナンス状態、施工状態によっては劣化の進行が早まることがあります。

外壁材の種類やメリット・デメリットについての詳細は、以下の記事を参考にして下さい。

 

■ガルバリウム鋼板など塗装が必要ない外壁材もある

外壁材の中には、定期的な塗装が不要とされているものがあります。

そのひとつが近年流行りのガルバリウム鋼板で、アルミニウムと亜鉛、ケイ素により構成され、金属にもかかわらずサビが発生しにくいという特徴があります。

またタイルも基本的に劣化しないので、定期的な塗装は必要ありません。ただし目地や継ぎ目部分のシーリング材は経年劣化するので、定期的なメンテナンスが必要になります。

2回目以降の外壁塗装の目安:塗料の耐用年数により変動

塗料

2回目以降の外壁塗装の目安となる時期は、前回の塗装工事の際に使用した塗料の耐用年数によって左右します

2度目の外壁塗装はいつ行えば良いのか判断がつかない場合には、前回どんな塗料を使って塗装したのかが重要になります。

外壁塗装に使用した塗料別の耐用年数

外壁塗装に使用される主な塗料の種類別耐用年数は次のようになります。

前回使用した塗料の種類がわかれば、次回のメンテナンスが必要になる時期の目安を知ることができます。

塗料の種類 耐用年数の目安
アクリル塗料 5年~8年
ウレタン塗料 7年~10年
シリコン塗料 10年~15年
ラジカル(制御型)塗料 12年~15年
光触媒塗料 12年~20年
光触媒塗料 15年~20年
無機塗料 20年~25年

築年数で外壁塗装の時期を判断する理由とは?

外壁塗装が必要になる時期は、築年数から判断されるのが一般的です。

この章では、なぜ築年数から判断されるのかを紹介します。

築年数が経過すると住宅に劣化が起こる

住宅に限らず、どんな建物でも新築してから年月が経過すると共に経年劣化が生じるようになります。

建物は常に紫外線や雨風などの厳しい環境下に晒されているので、経年劣化を避けることができません。特に屋根や外壁はこれらの影響を直接受けるので、建物の中でも最も劣化しやすい場所といえます。

新築時に使用する外壁塗装用塗料の耐用年数は10年前後

近年では耐用年数が10年を大きく超えるフッ素塗料や無機塗料などの高耐久塗料が多くなってきましたが、これらの塗料は価格も高くなります。

一方、新築時に使用される塗料は建築の総コストの関係からウレタン塗料やシリコン塗料などの比較的安価な塗料が使われていることが多く、一般的な耐用年数は10年前後になることがほとんどです。

そのため、多くの家が新築後10年前後には塗り替えが必要になるといえます。

劣化症状からメンテナンスの時期を見極める方法

塗料

築年数は住宅のメンテナンス時期を知る一つの目安といえますが、住まいによっては早期に劣化現象が生じてしまうことがあります。

より適正な時期に必要なメンテナンス工事を行うためにも、外壁の劣化症状を知っておくことが大切です。

築年数ごとに起きる劣化症状の具体例

ここでは、築年数に応じて発生する外壁の劣化症状について紹介します。

新築・中古住宅に関わらず、ご自宅の築年数と照らし合わせて最適なメンテナンス時期を見定める参考にしてください。

築年数 症状
築2年以内 塗料の色褪せ、変色
(次第にツヤがなくなる)
築5~6年 塗料の色褪せ、変色
(次第にツヤがなくなる)
築6~7年 コケ・カビ・藻の繁殖
(塗膜の防水性能の低下により発生する現象)
築8~9年 外壁表面・シーリングのひび割れ
(塗膜の保護機能の低下を示す)
築10年前後 塗膜の剥がれ・爆裂
(完全に塗膜の保護機能が失われた状態を示す)

外壁塗装の塗膜は、築年数の経過とともに紫外線や雨風の影響を受けて徐々に劣化が進行していきます。

以下では、年数ごとの劣化症状やその特徴について紹介します。

■築2年以内:塗料の色褪せ、変色

白い外壁

塗膜の劣化で最初に現れる症状が塗料の色褪せや変色、ツヤの消失になります。

このような症状は避けることができませんが、塗料の色褪せや変色が新築後2年以内などの早期に発生する場合には、元々の施工不良が原因であることもあります。

外壁塗装の劣化が早くなるケースや劣化症状の原因などについては、以下の記事を参考にして下さい。

 

■築5年~6年:チョーキング現象の発生

チョーキング現象

5年~6年で最も多く見られる劣化症状がチョーキングの発生です。

チョーキング(白亜化)とは塗料に含まれている顔料が外壁の表面にチョークの粉のようになって現われることをいい、直接外壁に触ると手に白い粉が付着します。

外壁の塗装表面にある表層樹脂が紫外線や熱、雨風などによって劣化していることを示しています。

チョーキング現象の発生をそのまま放置してしまうと外壁が劣化を起こす原因となるため、外壁塗装によるメンテナンスを検討した方が良いといわれています。

詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

 

■築6年~7年:コケ、カビ、藻の発生

外壁の苔

外壁にコケ、カビ、藻が付着する原因のひとつに、塗膜の防水性能が低下して外壁が吸水していることが考えられます。

定期的に水洗いすることでコケやカビを落とすことができますが、コケやカビの発生頻度が増えるようになったら外壁塗装を検討する時期といえます。

また築年数が経過していなくても日照条件などにより発生することがあります。

■築8年~9年:外壁表面・シーリングのひび割れ

外壁のひび

築8年~9年が経過するとシーリング(コーキング)が次第に劣化するのに加えて、塗膜の保護機能も損なわれるようになるのでひび割れが発生しやすくなります

小さなひび割れであればDIYで補修することができますが、ひび割れの発生は外壁の劣化が全体的に進行している状態といえるので、外壁塗装によるメンテナンスを行った方が良いでしょう。

外壁表面のコーキングのひび割れや原因、補修方法については、以下の記事を参考にして下さい。

 

■築10年:外壁材の剥がれ・爆裂

外壁のはがれ

外壁に塗膜やシーリング(コーキング)の剥がれ、爆裂などが見られるようになったら一刻も早いメンテナンスが必要です。これらの劣化症状は完全に塗膜の保護機能が失われた状態を示し、早急なメンテナンスが求められます。

そのまま放置し続けると雨漏りやシロアリ被害の発生につながり、構造躯体にまで悪影響を及ぼすようになります。

外壁材が剥がれを起こす原因や補修方法、費用などについては、以下の記事を参考にして下さい。

 

劣化症状は施工不良によって起きることもある

塗膜の劣化は経年劣化によるものだけではなく施工不良が原因で発生する場合もあります

特に通常の耐用年数よりも非常に短い期間で劣化症状が現れた場合には、高圧洗浄や下地処理が不十分、塗料の希釈率の間違い、塗装工程の手抜き、塗料の乾燥時間の不足、塗装に適していない気温、湿度での施工などの施工不良や手抜き工事が原因として考えられます。

外壁塗装の劣化が早くなるケースや劣化症状の原因などについては、以下の記事を参考にして下さい。

 

気候の影響を受けて耐用年数が変動することもあるので注意

塗装の耐用年数は気候の影響を受けて短くなってしまうことがあります

雨が多い、気温が低い、湿度が高いなどといった気候では、塗膜の耐用年数にも悪影響を与えてしまいがちです。

また、建物周辺の環境(交通量が多い、日影が多い、海が近いなど)も塗膜の耐用年数に影響を与えます。

外壁塗装のメンテナンスにかかる費用相場

外壁塗装の工事費用は正確には外壁の面積を計算して算出しますが、大まかな費用であれば建物の建坪(延べ床面積)から計算することができます。

建物の坪数ごとのトータル金額の目安については次のようになります。

坪数(㎡数) 塗装面積の目安 外壁塗装費用の目安
30坪(99㎡) 120㎡ 937,000円
40坪(132㎡) 160㎡ 1,147,000円
50坪(165㎡) 200㎡ 1,358,000円

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外壁塗装費用には、足場、飛散防止用ネット、高圧洗浄、養生、シーリング打ち替え、下地補修、ゴミ処理費、工事会社の諸経費(工事費の10%)を含み、塗料はシリコン塗料を使用するものとします。

また、使用する塗料のグレードによって価格は変動します。外壁塗装に使用する塗料の価格・費用相場については、以下の記事を参考にして下さい。

適切な時期にメンテナンスをしないとどうなるの?

外壁塗装を行うためには100万円前後のまとまった資金が必要になるため、つい先延ばしにしてしまいがちです。しかし、外壁塗装の劣化をそのまま放置し続けると非常に危険です。

外壁塗装を怠ることによって発生する問題には次のようなことがあります。

雨漏りやシロアリの発生などにつながる

定期的な外壁塗装を怠ってしまうと、外壁の塗膜が剥がれて紫外線や雨風から建物を保護する機能を失い、建物内部へ雨水が侵入してしまう恐れがあります

特に台風や梅雨の時期になると雨漏りが酷くなり、やがてはシロアリが発生するようになります。

劣化が進行し最悪の場合には建て替えが必要になることがある

シロアリは湿気を好むので、そのまま放置しておけば次第に広範囲に繁殖するようになります。

最悪の場合には柱や土台、梁などの構造躯体までボロボロになり、大きな地震の際には家が倒壊してしまうことにもなりかねません

そうなってしまうと住まいの資産価値がゼロになるばかりか、建て替えが必要になってしまう恐れがあります。また、売却することもできなくなり、大きな負債を抱えてしまうことになります。

屋根工事と一緒に工事をした方がお得?

外壁塗装を行う際には、屋根のメンテナンスも併せて検討したいものです。

屋根のメンテナンスを行う際にも足場が必要になるので、外壁塗装と屋根のメンテナンスを同時に行うことで足場代(約10万円~20万円)を節約することができます

また、屋根は外壁よりも紫外線や雨風の影響を受けるので、外壁以上に傷んでいる可能性があります。

屋根も外壁同様に劣化が進行すれば雨漏りの原因になり、一度雨漏りが発生してしまうと大がかりな修繕が必要になる恐れがあります。

しかし屋根と外壁は修繕時期が異なることがあるので、外壁工事の際に屋根の点検も行い、補修が必要かどうかを判断すると良いでしょう。

屋根の修繕方法には塗装や部分補修、重ね葺き(カバー工法)、吹替葺き替えなどがあります。早めに修繕を行うことで、最も安価な塗装で済ますことができます。

屋根修理と外壁塗装を同時補修や費用相場については、以下の記事を参考にして下さい。

外壁塗装の耐用年数を延ばす方法とは

木目調サイディングの壁

外壁塗装の耐用年数を少しでも長くしたい場合は、こまめなメンテナンスが不可欠です。

定期的に外壁の点検や水洗いを行い、埃やカビ、コケなどの汚れを洗い流します。そして細かなひび割れを見つけたら、早めにシーリング(コーキング)等で補修を行うと良いでしょう。

こうしたメンテナンスを行うだけでも非常に効果があるといえます。

この章では外壁塗装の耐用年数を延ばすための具体的な方法を紹介します。

2回目以降の塗装に耐用年数が長い塗料を選択する

外壁塗装の耐用年数の目安は、使用した塗料の種類によって異なります。

次のメンテナンス時期を延ばしたい場合は、耐用年数の長い塗料を選択すると良いでしょう。

近年ではシリコン塗料を使用して外壁塗装を行うのが一般的ですが、フッ素塗料や無機塗料を使用することで、次の塗り替え時期を20年後くらいまで先延ばしにすることができるようになります。

ただし、シーリングなどが先に劣化してしまわないように注意する必要があります。

定期的な清掃を行う

近年の塗料には、防汚性、防水性、防カビ・防藻性、遮熱性、透湿性などの様々な機能が付加されています(付加される機能は塗料によって異なります)。

しかし外壁が汚れてしまうとそれらの機能が十分に発揮されないことがあるため、定期的に外壁を洗浄して埃や汚れを落とすことが大切です。定期的な洗浄を行うことにより、塗料の持つ性能を100%発揮させることができるようになります。

また、海の近くにある住まいでは潮風の影響を強く受けるので、定期的に壁に付着した塩を洗い流すことで塗膜の劣化を抑えることができ、もらいサビなどを防ぐことができます。

優良業者に工事の依頼をする

すでに本記事で紹介したように、施工不良により塗膜の劣化が早まり、塗料の耐用年数を待たずにメンテナンスが必要になってしまうことがあります。

このようなことを避けるためにも、優良業者に工事を依頼することが大切です。ここでは優良業者を探すためのポイントを紹介します。

■相見積もりを必ずとる

複数の業者から同じ条件で見積もりを取ることを、「相見積もり」といいます。

塗装工事に限らず建築工事を業者に依頼する際には、必ず数社(3社程度が望ましい)から相見積もりをとるようにしましょう。

提出された各社の見積もり書の内容を良く比較検討して、最も信頼できそうな1社を選ぶことが大切です。

その際には「見積もり金額が高すぎる」または「安すぎる」業者には注意が必要なほかに、単に金額が高い安いだけではなく、見積もり書の内容を良く確認することが重要です。

相見積もりの正しい取り方についてはこちらの記事を参考にしてください。

 

■見積もり書の内容をチェックする

見積もり書に記載された工事内容が曖昧だったり、数量が「一式」となっていたりする業者は、後々トラブルが発生する可能性が高いので避けた方が賢明です。

また、使用する塗料のメーカー名や商品名が見積もり書に記載されていない業者にも注意が必要です。各社の見積もり書の内容を良く比較して、工事内容がより具体的に表示されている業者は信頼度が高いといえます。

見積もりの正しいチェックの仕方についてはこちらの記事を参考にしてください。

 

■業者が持っている許可や資格をチェックする

次に、業者が持っている許可や資格などを業者のホームページや会社案内などでチェックしましょう。

悪徳業者と呼ばれる業者のほとんどは建設業の許可を取得していないといわれているので、塗装工事業で建設業の許可を取得している業者であれば、一応信頼できる業者といえます。

建設業の許可のほかでは、「塗装技能士1級」などの有資格者がいればさらに安心です。しかし必ずしもその資格者がご自宅の工事を担当してくれるとは限らないので、事前に業者に直接確認しておくと良いでしょう。

また、過去の施工実績などをホームページなどで確認しておくことも大切です。

外壁塗装業者が持っていると良い資格についてはこちらの記事を参考にしてください。

 

■訪問営業に注意

訪問営業を行っているすべての業者に該当するわけではありませんが、訪問販売業者の中には悪質な業者が多いので注意が必要です。

早く外壁塗装しないと雨漏りする」「今ならキャンペーン期間中なので大幅な値引きが可能」などといって契約を迫るのは悪徳業者の常套手段です。

中には詐欺行為を行って契約金をだまし取る業者もいるので、このような業者とは絶対に契約してはいけません。

悪徳業者の手口や見極め方については、以下の記事を参照して下さい。

外壁塗装のメンテナンス時期に迷ったら信頼できる業者に任せるのがおススメ!

外壁塗装のメンテナンス時期は、築年数または前回外壁塗装を行ってからの経過年数や、劣化症状によって判断します。

しかし住宅ごとに劣化の進行度合いや目視で確認できる症状が異なるため、メンテナンス時期の判断に迷った時は、専門知識を持ったプロに判断を任せた方が安心です。

プロの場合、単に目視で確認するだけでなく、外壁を打診棒(塗装面やタイル面などが下地から剥離しているのを調査するために叩いて音を聞き分けるための専用の棒)で叩いて調査したり、双眼鏡で確認したりして細かく調査するので、より正確にメンテナンス時期の判断をすることができます。

また、メンテナンスが必要な場合には、使用する塗料の種類や改修方法の提案をしてもらうことも可能です。

現在は塗装業者の多くがこうした点検・診断サービスを行っているので、このようなサービスを利用してみると良いでしょう。

まとめ

外壁の塗り替え時期は一般的に新築時または前回の塗り替え工事実施時から10年前後が目安といわれていますが、実は現在使用されている塗料の種類や建物の立地条件などによって異なります。

また業者の施工不良や選んだ塗料の耐用年数によって、次の塗り替え時期が想定よりも早まってしまうことも決して少なくありません。

したがって外壁の塗り替え工事を行う際には信頼できる業者に依頼して、自分の要望をしっかりと伝えることが大切です。

本記事の内容を参考にして、満足度の高い外壁塗装工事を行って頂けたら幸いです。

この記事のライター:亀田 融
東証一部上場企業の不動産・建設会社の建築部門に33年間勤務。 13年間の現場管理経験を経て、取締役事業部長に就任。 事業部内で年間1000件以上のリフォーム工事を手掛けるなかで、中立的立場でのコンサルティングの必要性を実感し、独立を決意。 現在はタクトホームコンサルティングサービスの代表として、住まいに関する専門知識を生かし、多岐にわたり活躍している。 (保有資格:一級建築施工管理技士、宅地建物取引士、マンション管理士、JSHI公認ホームインスペクター、インテリアコーディネーター、マンションリフォームマネジャー、日本不動産仲裁機構ADR調停人)

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