【最新】外壁材メーカー人気ランキング!特徴、主力商品を紹介
外壁材を選定中の方の中には、人気のある外壁材メーカーを知りたい方も多いと思います。
日本で外壁を販売する外壁材メーカーはたくさんあり、それぞれのメーカーがさまざまな趣向を凝らした外壁材を販売しています。
メーカー側では外壁を選ぶ人のニーズに合わせた商品開発を行っていますが、メーカーの社数も多くどこの外壁材を選べばいいのかわからないという方も多いでしょう。
そこで今回は、日本で人気がある外壁材メーカーをランキング形式で紹介します。
目次
外壁メーカー2021年度人気ランキング
日本の住宅市場における外壁材のシェアは、窯業系サイディングと金属系サイディングの2種類だけで市場の90%のシェア率となっており、窯業系サイディングが78.5%、金属系サイディングが11.4%を占めています。
今回は日本の住宅市場で多くのシェアを占める窯業系サイディングと金属系サイディングの人気外壁メーカーに焦点を当て、ランキング形式で紹介します。
第1位:ニチハ
※出典:ニチハ「外壁材施工事例」
ニチハは主に窯業系サイディングを扱う外壁材メーカーです。
日本の住宅に使われる外壁材の8割は窯業系サイディングといわれていて、業界トップのシェア率を誇っている人気の外壁材メーカーです。
ニチハの外壁材については以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にして下さい。
ここではニチハの外壁材の共通する特徴や、窯業系サイディングの各シリーズの特徴について解説します。
ニチハの外壁材の特徴
ニチハの窯業系サイディングは、本物の風格を追及した石目調や木目調をはじめとして、高級感のあるタイル調、レンガ調などデザイン性の高いサイディング材を豊富に揃えています。
またデザインやカラーバリエーションの他にも、共通する高性能な特徴があります。
ここではニチハの外壁材のすべてに共通する特徴を紹介します。
■マイクロガード
マイクロガードは、雨が降るたびに外壁に付着した汚れを落とすことができるセルフクリーニング機能です。
マイクロガードの主成分である自己親水性の高いシリカ粒子が、外壁の表面に薄い水分子の膜を形成します。
水分子の膜の上に汚れが付着することで、サイディング材の塗膜に汚れがつきにくく、雨と一緒に流れ落ちる性能を持っています。
■コーキングフリー
一般的な窯業系サイディングでは、外壁材のジョイント部分や窓などの開口部まわりにコーキングを充填する必要があります。
しかしニチハのサイディング材には、コーキングフリーな四方合いじゃくり(シーリングレス工法)のラインナップがあります。
サイディング材のジョイント部分にコーキングを充填しないので、柄に合わせた自然な継ぎ目と一体感のある外壁を演出することができます。
ニチハ:窯業系サイディング各シリーズの特徴
ニチハが販売している窯業系サイディングについて、各シリーズの特徴を解説します。
シリーズ名 | 特徴 |
プレミアム |
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Fuge |
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COOL |
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モエンエクセラード16 |
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モエンサイディングS18 |
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モエンサイディング-M14 |
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■プレミアムシリーズ
※出典:ニチハ「プレミアムシリーズ」
窯業系サイディング業界初の塗膜の変色や褐色に30年の保証、超高耐候塗料のプラチナコート30を採用したシリーズです。
色あせや塗膜のひび割れに強いサイディング材で、メンテナンスコストを大幅に削減することができます。
■Fuge
※出典:ニチハ「Fugeシリーズ」
コーキングフリーで外壁同士のつなぎ目が目立ちにくい四方合いじゃくり仕様と、超高耐候塗料のプラチナコートを採用したシリーズで、塗膜の変色や褐色に15年保証がついています。
色あせに強い塗膜やコーキングフリーによって、仕上がりの美しさとメンテナンスコストの削減を実現しています。
■COOL
※出典:ニチハ「COOLシリーズ」
今までの窯業系サイディングの常識を覆す個性的なデザインを揃えたシリーズです。
窯業系サイディングでは不可能と言われた鏡面仕上げを実現、マット仕上げで原色に近い多彩なカラーバリエーション、立体感を際立たせる目地デザインが特徴です。
■モエンエクセラード16
※出典:ニチハ「モエンエクセラード16シリーズ」
高品質外壁材で、優れた性能と再現性の高いデザインや多彩なカラーバリエーションを揃えたシリーズです。
石目調やタイル調をはじめ、木目調の美しいデザインもあります。
■モエンサイディングS18
押し出し製法ならではの安定したサイディング材で、耐火性や耐凍害性に優れたシリーズです。
長手方向に大きな柄をデザインすることができるので、凹凸感のある外壁を演出することが可能です。
■モエンサイディング-M14
湿式抄造製法で安定した品質のサイディング材で、施工性に優れたシリーズです。幅広いデザインとカラーバリエーションを揃えています。
ニチハ:金属系サイディング各シリーズの特徴
ニチハが販売している金属系サイディングについて、各シリーズの特徴を解説します。
シリーズ名 | 特徴 |
プレミアム |
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プレミアムSP |
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i |
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■プレミアムシリーズ
※出典:ニチハ「センターサイディング」
金属の質感を活かしたライン柄や、素材感を表現した多彩なデザインを揃えたシリーズです。
表面材にフッ素塗装高耐食GLメッキ鋼板を採用、紫外線による色あせに強く耐候性の高いサイディング材です。
■プレミアムSPシリーズ
※出典:ニチハ「センターサイディング」
表面にツートーン塗装をすることで、自然な素材感を表現したデザインのシリーズです。
紫外線による色あせに強いフッ素塗装高耐食GLメッキに、環境に配慮した水性タイプの塗装をしたサイディング材です。
2色仕上げによる重厚感を表現することで、単色では表現できない立体感を持たせています。
■iシリーズ
※出典:ニチハ「センターサイディング」
フルカラーインクジェット塗装を採用することで、独特の風合いを再現したシリーズです。
高耐候コーティングとマイクロガードによるセルフクリーニング機能を持たせた高機能外壁材です。
第2位:ケイミュー
※出典:ケイミュー「施工事例詳細」
ケイミューは窯業系サイディングで業界2位のシェアを誇る外壁材メーカーです。
ケイミューが展開している窯業系サイディングのシリーズを紹介します。
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ケイミューの外壁材については以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にして下さい。
ここではケイミューの外壁材の共通する特徴や、窯業系サイディングの各シリーズの特徴について解説します。
ケイミューの外壁材の特徴
ケイミューの外壁材は、長期間キレイに保つセルフクリーニング機能と個性的な美しいデザインが特徴です。
住宅の外観に合わせた豊富な色柄のラインナップが人気です。また耐震性と耐火性に優れた軽量設計のサイディング材です。
窯業系サイディング各シリーズの特徴
ケイミューが販売している窯業系サイディングについて、各シリーズの特徴を解説します。
シリーズ名 | 特徴 |
レジュール |
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光セラ18 |
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光セラ |
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親水パワーコート |
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ディズニー |
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■レジュールシリーズ
※出典:ケイミュー「レジェール施工事例」
光セラの技術を応用して開発された「光触媒+無機塗装」の高機能サイディング材で、深彫りが美しい軽量の次世代外装パネルシリーズです。
光触媒のセルフクリーニング機能に防藻性能の高い銅を配合することで、新築時の美しさを長期間保つことができます。
■光セラ18シリーズ
※出典:ケイミュー「光セラ施工事例」
業界初の紫外線トリプルガードを搭載したシリーズです。
光触媒コートとセラミックコートに加えて、高耐候性コートのトリプルガードで色40年品質を実現するサイディング材です。
さらに機能性だけでなくサイディング材を18ミリにすることで、デザイン性の高い深堀が可能になっています。
■光セラシリーズ
※出典:ケイミュー「光セラ施工事例」
光触媒によって得られる4つの効果に、無機塗装の高耐候性をプラスしたシリーズです。
光触媒による汚れの分解や抗ウイルス、抗菌、超親水性に加え、大気中に含まれる排気ガス等の有害物質も無害化することができます。
■親水パワーコート
色褪せを防ぐパワーコートに雨で汚れを洗い流す親水性をプラスしたシリーズです。
雨が降るたびに外壁に付着した汚れを洗い流してくれる親水コートと優れた耐候性を持ったパワーコートで、サイディング材の着色面をしっかり保護してくれます。
■ディズニーシリーズ
光セラなどの独自技術を活かしながら、ミッキーマウスやくまのプーさんなどをデザインに取り入れたディズニーシリーズです。
外壁本体とのコーディネートが楽しめる壁飾りなども揃っています。
金属系サイディング各シリーズの特徴
ケイミューが販売している金属系サイディングについて、各シリーズの特徴を解説します。
シリーズ名 | 特徴 |
はる・一番 |
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■はる・一番
※出典:ケイミュー「はる・一番施工事例」
金属らしい質感と表情を活かして、多彩なデザインとカラーバリエーションを揃えたシリーズです。
一般地や寒冷地共用の金属サイディングで、表面には遮熱性フッ素焼付塗装を全商品にコーティングしています。
軽量で色褪せに強く、長期間美しさを保つことができるサイディング材です。
第3位:アイジー工業
※出典:アイジー工業「施工例詳細」
アイジー工業は1970年の創業以来、金属系サイディングを製造、販売している外壁材メーカーです。
金属系サイディングでは業界のシェアナンバーワンを誇り、東北の厳しい冬に合わせた金属系サイディングの商品開発を行っています。
また2002年以降は外壁材メーカー大手の「ニチハ」とも業務提携をしています。
アイジー工業の外壁材については以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にして下さい。
アイジー工業の外壁材の特徴
アイジー工業の外壁材は全商品にガルバリウム鋼板を採用した金属系サイディングで、軽量化と高い断熱性を実現し金属系サイディングながらも豊富なデザインが揃っています。
住宅の外観デザインをスターバックスのような外壁にしたい方にもおすすめです。
各シリーズの特徴
アイジー工業が販売している金属系サイディング材について、各シリーズの特徴を解説します。
シリーズ名 | 特徴 |
ベーシック |
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シンプルモダン |
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■ベーシックシリーズ
シンプルでスタンダードなデザインで、アイジー工業のロングセラーや定番商品を揃えたシリーズです。シンプルなデザインは一般の住宅だけでなく、幅広い建物に採用することができます。
■シンプルモダンシリーズ
金属の質感を活かしたシンプルですっきりとしたデザインのシリーズです。水平ラインの美しいデザインや、業界初となるフラットデザインを実現した商品などスタイリッシュな住宅に合うサイディング材が揃っています。
第4位:LIXIL(旭トステム外装)
LIXILの外壁材はLIXILグループの旭トステム外装が製造しています。旭トステム外装は、旭硝子とトステムの外装材事業が統合することで設立された外壁材メーカーで、窯業系サイディングだけでなく、金属系サイディングの販売も行っています。
「金属Danサイディング」が有名で、ガルバリウム鋼板で作る金属系サイディング業界ではシェアが国内第2位となっています。
LIXILの外壁材については以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にして下さい。
LIXIL(旭トステム外装)の外壁材の特徴
LIXIL(旭トステム外装)の外壁材は、つなぎ目が目立ちにくいシーリングレス工法やフッ素コートを採用したサイディング材です。
親水機能によるセルフクリーニング機能や、優れた耐久性を実現した独自の塗料が長期間の保証を可能にしています。
セルフッ素コート・EXE30を採用したシリーズでは、塗膜の変色や褐色に対し、業界で最長となる30年の保証がつけられています。
各シリーズの特徴
LIXIL(旭トステム外装)が販売している窯業系サイディング、金属系サイディング材について各シリーズの特徴を解説します。
シリーズ名 | 特徴 |
AT-WALL |
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金属Danサイディング |
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■AT-WALLシリーズ
陰影に富んだ堀の深いストーン柄から、スタイリッシュなボーダー柄などさまざまなデザインが揃ったシリーズです。
防火性能や耐候性などにも優れた無石綿の窯業系サイディング材です。
■金属Danサイディング
柄の深さと先進の塗装技術で、リアルなデザインを表現したシリーズです。窯業系サイディングに比べてわずか4分の1の軽量さで、優れた耐震性能を持っています。
また耐凍害性能や断熱性能も優れているので、新築だけでなくリフォームの際にも重宝されています。
第5位:東レ建材
東レ建材は、外壁材メーカーの中でもデザインにこだわった外壁材を販売している外壁メーカーです。
主力となるラップサイディングは、木造の伝統建築に見られる鎧張りなどと呼ばれる工法を採用しています。
創業は2020年と新しいメーカーですが、ラップサイディングは旧東レACEから引き継いでいるため、30年余の歴史があります。
東レ建材については以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にして下さい。
東レ建材の外壁の特徴
東レ建材の外壁材は、雨水によって汚れが自然に落ちるオートクリーン機能をほとんどの商品に搭載しています。
また色褪せや劣化の原因となる紫外線をカットする、ハイブリッドコートFなどの機能性を持たせているので、メンテナンスコストを抑えられるサイディング材です。
また、幅の細い板材を1枚1枚重ねて施工するラップサイディング技術を採用しています。
ジョイント部に独自加工をすることで板間のシーリングが不要となり、シンプルで美しい外観を演出することができます。
各シリーズの特徴
東レ建材が販売している窯業系サイディング材について各シリーズの特徴を解説します。
シリーズ名 | 特徴 |
ラップサイディング |
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KANPEKI |
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■ラップサイディングシリーズ
伝統的な鎧張りと呼ばれる工法を採用したシリーズです。
影、直線、存在感にこだわったシンプルなデザインで、流行に左右されずいつまでも飽きない仕上がりになります。
小幅の板材を1枚1枚重ねて施工することで、天候や光の加減によってさまざまな表情を演出することができます。
本物感のある木目の風合いや、すっきりとした外観に仕上げてくれるフラットタイプも展開しています。
■KANPEKIシリーズ
シンプル&ベーシックを追及したモダンデザインのシリーズです。卓越したファッション性とオリジナリティーで、さまざまなテイストの外観に合わせることができます。
また、ラップサイディングのような水平ラインだけでなく、スタイリッシュな住宅に最適な縦ラインのデザインなどが揃っています。
目的に合った外壁材の選び方
数多くある外壁材の中から住宅にどれを使うかを選ぶのは大変です。
そんな時は「何を重要視するか」をポイントに、価格やデザイン、それぞれの外壁材に備わった機能などを選択する必要があります。
ここでは、目的に合った外壁材の選び方を解説します。
費用を重視したい方へのおすすめの外壁材
費用を重視したい方へのおすすめの外壁材は、アイジー工業のベーシックシリーズや旭トステム外装の金属Danサイディングシリーズです。
どちらの外壁材も金属系サイディングで、比較的に費用を抑えることができます。ただし豊富なデザインを揃える窯業系サイディングに比べると、種類やカラーバリエーションが少なくなります。
窯業系サイディングで費用を重視したい方へは、ニチハのモエンエクセラード16シリーズがおすすめです。
デザインを重視したい方へおすすめの外壁材
デザインを重視したい方へおすすめの外壁材は、ニチハ株式会社のCOOLシリーズや東レ建材のラップサイディングシリーズ、旭トステム外装(LIXIL)のベルパーチシリーズがおすすめです。
鏡面仕上げのCOOLシリーズや鎧張り工法のラップサイディングシリーズなど、個性的なデザインが魅力的な外壁材です。
また旭トステム外装のベルパーチは外装壁タイルで、焼き物の美しさや風合いを最大限に引き出した外壁材です。
耐久性を重視したい方へおすすめの外壁材
耐久性を重視したい方へおすすめの外壁材は、ニチハ株式会社の窯業系サイディングです。
セルフクリーニング機能を持たせるマイクロガードや超高耐候性塗料のプラチナコート30を採用することで、業界では初となる塗膜の変色や褐色に30年の保証がつけられているシリーズもあります。
耐震性を重視したい方へおすすめの外壁材
耐震性を重視したい方へおすすめの外壁材は、ケイミューのレジュールシリーズや旭トステム外装の金属Danサイディングシリーズです。
住宅の耐震性を向上させるには、外壁材の重量を軽くする必要があります。
一般的に窯業系サイディングよりも金属系サイディングの方が軽量で耐震性が高くなります。
耐震性を重視したい方には金属系サイディングをおすすめします。
窯業系サイディングでは、ケイミューのレジュールシリーズ独自のエアーイン製法を採用することで外壁材の内部に気泡を含ませ、軽量化を実現しています。
外壁メーカーを選定する際の注意点
外壁メーカーは豊富なデザインや機能性を持たせた外壁材を幅広い価格帯で開発、販売しています。
外壁材を選ぶ際には使われている素材や性能はもちろん、販売している外壁メーカーについても販売実績やメーカー保証などを確認する必要があります。
ここでは外壁メーカーを選定する際の注意点を解説します。
外壁材の素材や性能を確認する
外壁材はさまざまなメーカーから販売されていますが、それぞれが多種多様な性能を持たせています。使われている素材によって期待する効果にも差が出ることもあります。
外壁材が持っている性能を確認し、自分に合った外壁材を選定することが大事です。
メーカー側の販売実績などを確認する
希望する外壁材メーカーの販売実績など、現在までにどれくらいの住宅にそのメーカーの外壁材が使われてきたかについても確認した方が良いでしょう。住宅の外壁材は、長年に渡って性能を発揮する必要があります。
新しい外壁メーカーにも優良業者はありますが、多くの販売実績や経営基盤が安定した規模の大きなメーカーと比較することが大事です。
デザインよりも実用性・機能性を比較する
外壁材のメーカーによって、各社独自のデザインがあります。
一番大切なことはデザインよりも耐震性や耐久性などの実用的な面です。
耐震性や耐久性はそのメーカーの技術力が反映される一番大きな部分となります。
メーカー保証が何年であるかを確認する
外壁材には、メーカーによるメーカー保証がついている場合が多くあります。
例えばニチハの外壁材では、自社保証として30年の保証がついているシリーズがあります。
この保証は外壁材自体の劣化を保証するのではなく、あくまでも塗膜の変色や褐色に対する30年の保証です。
このような保証があるかどうかを調べることや、保証の対象となる劣化、保証の期間が何年なのかということを事前に確認した方が良いでしょう。
まとめ
ニチハやケイミューといった外壁材メーカー大手から、金属系サイディングに特化したアイジー工業などさまざまな外壁材メーカーを人気ランキング形式で紹介しました。
住宅に採用する場合には目的に合った外壁材を選ぶことが重要です。
新しい技術が開発され外壁材に取り入れられていきますが、住宅に採用する外壁材は何十年先のことも考えて選ぶ必要があります。
それぞれの外壁材メーカーの特徴やデザイン、機能性、価格帯を比較した上で最適な外壁材を選択してください。
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