外壁塗装でグリーンにしたい人必見!おすすめの色合わせ・施工例を紹介
近年では外壁塗装の際、個性的な印象の建物にするために白やブラウン系以外の色を取り入れる方も増えています。
その中でも緑やモスグリーン、ダークグリーンなどのグリーン系の外壁は汚れが目立ちにくく、ヨーロッパ風の雰囲気になることから、近年外壁塗装の際の候補色として人気です。
そこでこの記事では外壁塗装にグリーン系を取り入れたい方に向けて、外壁をグリーン系にする場合のメリットやデメリット、施工例をはじめ、色選びに失敗しないためのポイントなどを紹介しますので、是非参考にしてください。
目次
緑・グリーン系の外壁塗装の特徴と代表色
グリーン系の外壁塗装の最大の特徴は、プロヴァンス風(欧風)や洋風のおしゃれな外観に仕上げることができることです。
また、グリーン系の塗料は自然を感じさせる色合いから植物や木の茶・緑色と馴染みやすく、ベランダ、雨樋・破風・雨戸などの付帯部の色としても採用しやすいのが特徴です。
風水上でも木の気を象徴しているとされるグリーン系の塗装は、癒し効果も得られるといわれています。
モスグリーン
モスグリーンはグレー混じりの黄緑色のような色味のことで、苔のような色をしています。
自然の風合いが強く重厚感を出すことができるモスグリーンの外壁は、汚れが目立ちにくいという大きなメリットがあります。
また、庭で家庭菜園やガーデニングをする方は住宅とよく馴染むことができ、相性が抜群といえるでしょう。
他の明るい色味と比較すると色褪せなどがしにくく、長持ちするのもモスグリーンの特徴です。
ミントグリーン
ミントグリーンは淡い色のグリーンカラーのことで、パステルに近い優しい色味をしています。
ミントグリーンは明るく個性的な雰囲気を演出できることから、洋風の住宅や個性的な住宅の外壁などに用いる方が多いようです。
また、ミントグリーンの外壁にする際は、+付帯部にホワイトカラーを採用する方が多いようです。
ダークグリーン
ダークグリーンは、くすみがかかった濃い緑色のことを指します。
汚れが目立ちにくく色味が長持ちするため、塗り直しの手間が少なくなるのも特徴です。
また、モスグリーンと同じくダークグリーンの外壁も白色と相性が良いため、付帯部に白色を合わせるのがおすすめです。
オリーブグリーン
オリーブグリーンは、オリーブの葉のような色合いの暗い灰味のある黄緑色です。
モスグリーンよりも落ち着いた色合いで、全体的に上品でシックな印象の仕上がりになります。
仕上げは艶なしよりも、艶ありの方がオリーブグリーンの存在感をより際立たせることができるのでおすすめです。
外壁を緑・グリーン系にするメリット
外壁を緑色やグリーン系にすることで、さまざまなメリットを得られることをご存知でしょうか?
ここでは、それぞれのメリットについて詳しく紹介します。
外壁がナチュラルな雰囲気になる
緑色の外壁は植物や自然のイメージを連想させることができるため、ナチュラルな雰囲気に仕上げることができます。
木や葉っぱの温もりや、爽やかな印象を演出することができるのが最大のメリットと言えるでしょう。
欧米風のおしゃれな外観に仕上がる
緑色の外壁は、欧米風のおしゃれな住宅をイメージさせる仕上がりになることが特徴です。
実際にヨーロッパでは緑色の外壁の建物が多く、おしゃれで海外風の仕上がりを求めている方にぴったりの色であるといえます。
「ホワイトやベージュなどシンプルすぎる外壁にはしたくないけれど、目立ちすぎる色味も避けたい」という方におすすめの外壁塗装カラーです。
植物や付帯部との相性が良い
緑色の外壁は植物に馴染みやすい色合いのため、建物の景観を重視する方にぴったりの色です。
また、緑は中間色であることから付帯部で使用されるさまざまな色との相性が良く、建物全体をまとまった雰囲気にすることができることもメリットであるといえるでしょう。
外壁の汚れが目立ちにくい
外壁は雨や湿気などの外的要因によって汚れやすい環境にありますが、緑色の外壁は中間色なので、苔やカビなどの汚れが目立ちにくいことが大きなメリットになります。
また、経年劣化による汚れも目立ちにくいため、沿岸部やその他外壁が汚れやすい環境にお住まいの方におすすめの外壁カラーといえるでしょう。
外壁を緑・グリーン系にする場合のコツ
外壁を緑・グリーン系にする場合は、さまざまなコツや注意点があります。
下記では、そのコツや注意点について詳しく解説します。
外壁に使用する色は3色以内に留める
外壁に使用する色は、全部で3色以内に納めるようにしましょう。
ファッションやインテリアでも同じように、3色以内に色を抑えることでまとまりや統一感のある仕上がりにすることができます。
また、外壁に2色以上使用する場合は付帯部や屋根部分を1色に抑えるのがおすすめです。
4色以上使用すると全体的にごちゃごちゃとした印象になってしまい、上品さや統一感が損なわれてしまうので注意しましょう。
グリーンの濃淡によって外壁の印象が変わる
一口に緑・グリーン系の外壁といっても、ミントグリーンやモスグリーン、ダークグリーンなど濃淡さまざまな色味があります。
ダークグリーンなどの暗い緑色の外壁は落ち着いた印象になり、逆にミントグリーンなどの明るい緑色の外壁は爽やかな印象を与えることができます。
付帯部との色の相性や、周りの建物との景観に馴染ませることも大切ですので、色味だけでなく全体の雰囲気と周囲の建物との相性を考慮して色味を決定しましょう。
緑・グリーン系に塗装する場所をあらかじめ決めておく
塗装するカラーを決めたら、施工前に塗装する位置や場所を決めておくことが大切です。
壁面全てに塗装をするのか、窓枠やドア、サッシなどの付帯部に塗装をするのか決めておくとスムーズに施工することができます。
緑色の種類によっては壁面全てを塗りつぶすと浮いた印象になってしまうこともあるため、注意が必要です。
ご不安な方は施工業者にあらかじめ相談しておくか、施工見本を参考に仕上がりを予想してみるのがおすすめです。
色見本やカラーシミュレーションを必ず使用する
緑・グリーン系は色の組み合わせ方が少し難しいといわれており、外壁を緑色やグリーン系にした場合、屋根やサッシなどの色をうまく組み合わせなければアンバランスな仕上がりになることもあります。
そのため、外壁塗装の前に必ずカタログや色見本などを確認したり、カラーシミュレーションを活用して色の組み合わせを決めるようにしましょう。
施工業者によってはカラーシミュレーションを行うことができない場合もあるため、事前に確認しておくとより安心です。
グリーン系と相性が良いおすすめの色5選
外壁に緑・グリーン系を採用したいものの、他の色を決めかねている場合は以下の色がおすすめです。
また、ダブルトーンなどで採用したい「グリーンと相性の良い色」を紹介します。
白:グリーン系と合わせて爽やかな外壁に
★緑・グリーン系の外壁に白色を合わせると、全体的に爽やかで健康的な印象に仕上げることができます。
中でも色の濃い緑色と真っ白の組み合わせは、パキッとしたコントラストが絶妙に調和し、おしゃれな欧米風の雰囲気になります。
ベージュやクリーム:グリーン系と合わせるとナチュラルな印象に
★緑色・グリーン系の外壁とベージュやクリーム色との組み合わせは、ナチュラルかつ上品な印象に仕上げることができます。
グリーン×白の組み合わせと比較すると優しく柔らかい雰囲気に仕上がるため、コントラストが強すぎる組み合わせが苦手な方におすすめです。
また、周囲の建物がベージュやクリーム色の場合は景観と馴染みやすくなるのも特徴です。
ブラウン:緑・グリーン系と合わせると重厚感アップ
★緑・グリーン系の外壁とブラウンの組み合わせは、シックで重厚感のある仕上がりになることが特徴です。
ブラウンの取り入れ方によっては、木の温もりを感じることができる自然の風合いを取り入れた雰囲気にもなります。
都会の賑やかな立地でも、自然の雰囲気を味わいたい方におすすめの組み合わせです。
濃い緑:全体をグリーン系にする際の付帯部塗装におすすめ
★建物全体を緑・グリーン系の外壁にしたい場合は、濃い緑を付帯部に採用することでメリハリがつき、まとまった雰囲気に仕上がります。
全体は薄めのグリーンで塗装し、ドアやサッシに濃いグリーンをアクセントとして取り入れることで同系色でもバランスが良く、軽やかな印象になります。
木目調:木の温もりを感じられるあたたかなデザインを演出
★緑・グリーン系の外壁と木目調を組み合わせると、ツリーハウスのような味わいを持たせることができます。
木の温もりをプラスした優しい雰囲気の建物に仕上げたい場合は、木目調のデザインを追加してみるのがおすすめです。
緑・グリーン系を使用した外壁の施工事例
外壁を緑・グリーン系にする場合の業者選びの注意点
外壁の色の組み合わせ方は色の濃淡や外壁の材質により難しく、素人には判断が難しいこともあるため、経験豊富な施工業者に依頼をすることが外壁塗装成功の鍵です。
色選びを行う際にとことん付き合ってくれる業者や、親身になって話を聞いてくれる業者であれば安心して依頼を任せることができるでしょう。
また、緑・グリーン系の塗料はさまざまな業者から販売されているため、幅広い選択肢を提示してくれる業者がおすすめです。
業者を選ぶ際は1社だけではなく、複数の業者から同じ工事内容で相見積もりを取得すると施工内容や金額をよりこまかく捕獲することができるため、必ず比較は複数業者を対象に行うようにしましょう。
優良業者の見極め方や悪徳業者の特徴については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
まとめ
緑・グリーン系の外壁が与える印象や人気の色味、相性の良い組み合わせなどについて紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
外壁の色選びがご不安な方や組み合わせをどのようにしたらいいかわからないという方は、塗装業者に直接相談してみるか施工実績などをあらかじめ確認し、理想のイメージを固めておくのがおすすめです。
メリットやデメリットなども考慮し、納得のいく施工のうえで快適な住まいを手に入れましょう。
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